こんな授業です
歴史建築をみんなでお掃除! 未来へ残す「飯能遺産」
飯能駅北口から徒歩3分、飯能銀座商店街の入り口すぐの路地にある「新川長旅館」。
昭和初期から建っているいわゆる「看板建築」の建物で、
前面の壁をモルタルで洋風に造作した木造の商店建築です。
元々カフェ・ダンスホールでしたが、のちに旅館として使われました。
外壁には左官仕事による擬石造りで様々な紋様が施され、
1階はとてもモダンなデザインですが、2階はいきなり数寄屋造りの和風なデザインへと変貌する
「あっと驚く」室内となっています。
現在は空き家状態「新川長旅館」ですが、私たちはこの建物の保全と将来的な活用をめざしています。
その一歩として、今回、オーナー様のご協力のもと、建物の室内清掃を行うことになりました。
歴史建築が好きな方、歴史建築の保全・活用事業にご興味のある方、
ぜひ見学を兼ねて一緒にお掃除しませんか?
「レトロモダンタウン飯能 歴史建築保存プロジェクト」について
市域の75%を森林が占め、山や河のレジャーで人気を集める埼玉県飯能市ですが、
その中心市街地に江戸時代から昭和期にかけての歴史的建造物が数多く残っていることは、
実はあまり知られていません。
飯能のまちを歩けば、そこかしこに残る歴史情緒あふれる建物たち。
しかし、それらは同時に、老朽化や改修費用、建物を守る担い手の不足などから、
この先いつなくなるとも知れない課題を抱えています。
現在、埼玉ハンノウ大学では、飯能に残る歴史的建造物およびまちなみを、
保全・活用していくための取り組みを進めています。
歴史的建造物とそれらが作るまちなみは、その土地の歴史と文化を、
今と未来に伝える“生きた教科書”です。
飯能のまちなみを彩るレトロな建物たちに、ぜひ関心を寄せていただければ幸いです。
★ご予約方法について★
・ご参加は、埼玉ハンノウ大学ホームページで学生登録(無料)した方に限ります。
・メール、電話、口頭では予約を受け付けることはできません。