2021年7月18日(日)、埼玉ハンノウ大学低山トラベル部の第2回目の活動を行いました。今回は西武池袋線「西吾野駅」を出発して子ノ権現まで登り、竹寺を経て、名栗地域の小殿に下山するコース。
梅雨明けの週末、夏の始まり。4名の部員で楽しく山歩きをした活動の模様をレポートします。
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活動メンバー
部長:
所沢市在住の31歳。ハンノウ大学のプロジェクトディレクター。学生時代には登山サークルに所属していた山好き。今年の目標は飯能に引っ越すこと。
なっつん:
秩父市出身の占い師。秩父神社の表参道で祖父が営む老舗食堂「パリー食堂」を手伝っている。奥武蔵や秩父の山は暮らしの一部。
みほ:
志木市在住の高校教員。高校時代は登山部に所属。「大地の芸術祭」(新潟県十日町市)でボランティアをするなど、アートや地域と関わる活動をしている。
まほ:
2021年に都内から飯能に引っ越してきた20代会社員。職場の同僚に誘われて富士山登山にチャレンジしたことをきっかけに登山を始めた山ガール。
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部長:おはようございます。今日は低山トラベル部の第2回活動ということで、ここ「西吾野」からスタートです。
みほ:昔この辺りの山に登ったことがあるんですが、とても久しぶりです。歩きながら皆さんとお話しできるのを楽しみにしています。
まほ:私は飯能に引っ越してきたばかりなので、飯能の面白い場所をしれたらいいなと思って参加しました!
なっつん:竹寺に祀られている牛頭天王に会いたかったので、今回はとても楽しみです♪
部長:まずは、足腰のご利益がある巨大草鞋で有名なお寺「子ノ権現」を目指して登っていきます。1時間くらいのコースタイムです。熱中症にならないように水分補給、心がけていきましょう。
部長:小床橋を渡って、登山道に入ってきました。しばらくは沢沿いのに登っていきます。
なっつん:コケがふわふわで絨毯みたい。
まほ:水の音と鳥の声が心地いいですね。
部長:子ノ権現につきました。創建は911年、平安時代から続く歴史あるお寺です。足腰守護の御利益があるということで、アスリートの方々も参拝される場所らしいですよ。
なっつん:あ、わらじ発見!
みほ:もっと小さなものを想像していたんですが、私の背よりも大きい・・・!
部長:この先に広場があるので、そこでお昼にしましょう。
部長:さて、後半歩いていきましょう。
みほ:竹寺の案内板に「白い手」って書いてあってなんのことかと思っていたら、見つけちゃいました。現代アートですね・・・!(後で調べたところ、彫刻家・西雅秋さんの作品)
なっつん:山は甘くない!
部長:ので、道に迷わないよう、地図とコンパスは持参していきましょう笑 この先は稜線伝いにアップダウンのある道を歩いていきます。
部長:竹寺につきました。ここも平安時代に創建された、神仏習合のお寺です。
なっつん:牛頭天王!今は12年に1度、丑年だけの御開帳ですね!お参りしましょう〜。
部長:竹寺はお食事処があって、竹をつかったオリジナルメニューがあります。
一同:休んでいきましょ〜!甘いもの食べたい!
・・・(ということで、あんみつと、竹笹ようかん抹茶付き、缶ビールをオーダー)
みほ:なんだか、おばあちゃんの家みたいにほっとする場所ですね。
なっつん:あんみつ来るまでに、隣で売っているお守り見てきます。
まほ:私もいきます〜!
部長:あとは山を降りるだけです。
みほ:人里が見えてきましたね。
部長:眼下に見えているのが旧名栗村です。
部長:さあ、ゴール地点の小殿バス停に着きました。今日の低山トラベルはいかがでしたか?
みほ:埼玉にこんなところがあったんだと、驚きの連続でした。
まほ:飯能、やっぱり楽しいなと思いました!また参加したいです。
なっつん:楽しかったです!
部長:次回は、9月か10月に開催します。そろそろこの辺りのラスボス笑、「武甲山」いきたいですね・・・!
(文・写真:部長 / 写真:なっつん・みほ・まほ)
ハンノウ大学低山トラベル部は、主に市外の若手社会人を対象に、奥武蔵トレッキングの魅力を知ってもらおうと実施している部活動です。春〜秋にかけて2か月に1度のペースでコースタイム3〜5時間程度の「低山」を歩きます。コース中は植生や寺社など奥武蔵の低山ならではの魅力を楽しみます。