埼玉ハンノウ大学は、国の登録有形文化財でもある「旧飯能織物協同組合事務所（織協）」を拠点に活動するNPO団体です。
私たちの活動の原点は、「織協をはじめとする飯能市内の歴史的建造物の保存・活用と、後世に繋ぐ価値ある景観まちづくりに寄与すること」であり、そのための取り組みを主要な活動の一つに位置付けています。
これまでにシンポジウムやまち歩きゼミ開催、パネル投票などを通じて歴史的景観の保全・活用の重要性を訴えてきましたが、2023年度は、新たに「レトロモダンタウン飯能 歴史建築保存プロジェクト」を発足させ、この活動をさらに発展させていく予定です。

このたび、この「レトロモダンタウン飯能 歴史建築保存プロジェクト」が、2023年度「住まいとコミュニティづくり活動助成」の助成対象団体に採択されました。
「住まいとコミュニティづくり活動助成」は、一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団が実施する助成事業で、人口減少社会や少子高齢化社会等を背景にした住まいとコミュニティに関する課題に取り組む市民活動を支援するために設定されています。

助成団体に選んでいただいたことに謝意を表するとともに、助成金を活用し、飯能市内の貴重な歴史的建造物をより多くの人に知ってもらい、保全活動への理解を深めてもらう活動をさらに進めたいと思います。
具体的な活動が決まりましたらホームページでもご案内しますので、ぜひご注目ください。

【参考】
・令和5(2023)年度「住まいとコミュニティづくり活動助成」助成団体一覧パンフレット（PDF）
・一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団（外部リンク）