2023.11.14
2023年11月10日(金)、NPO法人埼玉ハンノウ大学ははんしんホール(埼玉県飯能市)にてシンポジウム「レトロモダンタウン飯能」を開催しました。
飯能市内外から80名以上の方が参加し、シンポジウム+パネルディスカッションにて演者・パネラーから飯能の歴史的建造物に対する熱い思いが語られました。
開会に先立って、新井重治市長から来賓のご挨拶をいただきました。
「レトロモダンタウン飯能」が市のイメージアップに繋がることに対して、期待を寄せるお言葉を頂戴しました。
オープニングでは、かや×めぐみによるヴァイオリンとピアノの生演奏が披露され、二人の息の合った演奏がはんしんホール内に響き渡りました。
第一部は、津村泰範先生(長岡造形大学 建築・環境デザイン学科 准教授)による「なじんだ風景や環境を次世代につなぎたい」をテーマにした基調講演。先生が携わった歴史的建造物の修復プロセスがスライドを交えて詳細に説明されました。
修復作業の原動力は「人の思い」であり、朽ちかけた建物をどのように修復し、守り抜いた建造物をどのように活用するかについての知恵やご縁の話があふれていていました。
先生のご活躍とともに、生まれ変わった建物や新しい街並みの姿を多く目にすることができ、非常に興味深いエピソードでした。
第二部は、企業、行政、金融、大学、NPOとそれぞれの立場のパネラーによるパネルディスカッション。飯能の歴史的建造物を活用した景観まちづくりの形成のための課題解決に向けた取り組みなどが語られました。
私たち埼玉ハンノウ大学は、飯能の市街地にある貴重な歴史的建造物をできる限り未来へ継承していくことを目指しています。
事前に近隣の皆様に向けてチラシをポスティングしたところ、当日は多くの方々がご来場くださいました。
今後も地域の皆様と協力して、今後も様々なイベントを企画し、飯能の地域活性化に貢献していきたいと考えています。
こちらのページをご覧のみなさまにもぜひ、一緒に飯能の風景を次世代に繋げていくため、お力を貸していただけると嬉しいです。
NPO埼玉ハンノウ大学では現在、飯能市内に残る歴史的建造物の保全活用や景観整備に向けたアンケート調査を行っています。
みなさんのご意見、アイデアをぜひお寄せください。
飯能市ならではの「歴史まちづくり」、まちの未来の姿を一緒に考えましょう。
↓↓ 回答は以下アンケートフォームから ↓↓
【回答フォーム】飯能市中心市街地における建物、および景観に関するアンケート2023
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※インターネットからの回答が難しい方は、【こちら(PDF)】のデータをダウンロード・印刷いただき郵送、もしくは写真展会場やハンノウ大学事務所(織協・蔵)へ直接お持ちいただいても構いません。
【関連企画】
・11/1(水)~3/17(日) アンケート「飯能市中心市街地における建物、および景観に関するアンケート2023」
・11/2(木)~3/17(日) 写真展「レトロモダンタウン飯能」
・11/25(土) 歴史まちづくりゼミ vol.2「大通り~北裏通り編」
※ 本事業は、一般財団法人ハウジングアンドコミュニティ財団「住まいとコミュニティづくり活動助成」によって開催されます。