こんな授業です
【2021年に新型コロナウィルスの影響で延期となりましたが、2022年改めて実施となりました!昨年、申し込み開始からすぐに満席となってしまった本授業。席数限定ですので、お早めにお申し込みください。】
東京や大阪など大都市のデパ地下や駅ビルを中心に、ドライフルーツやジェラートを販売する店舗「FAR EAST BAZAAR」を9店舗、アラビア料理とクラフトビールを提供するレストラン、デリカテッセン「CARVAAN」を6店舗展開する株式会社 FAR EAST。実は、飯能市に本社と製造工場がある会社です。2003年に食塩の輸入から始まり取扱商品や店舗を拡充、2017年には飯能河原に「CARVAAN Brewery & Restaurant」をオープンしました。地中海・アラビア料理を提供するレストランに併設された工房で、オリジナルクラフトビールの製造を行っています。地域の会社でありながら、活動地域はアフリカ・中東・アジア・南米など世界にまたがる、まさに「グローカル企業」です。
今回の授業では、CARVAAN ブルワリーのクラフトビールに焦点を当て、飯能発の「食」の可能性について学び考えます。「地域×食」「地域×企業活動」といったテーマに関心をお持ちの皆さまにぜひ参加いただきたい内容です。
みどころ①:「ホップ畑見学」
青梅市との市境「南高麗」地区にある畑で、収穫体験をします。
※天候や成育状況により収穫できない場合がありますのでご了承ください。
みどころ②:「ビール工房見学」
醸造長の木村 栄さんにご案内をいただき、製造工程やオリジナルビールの特徴を伺います。
みどころ③:「テイスティング&質疑応答」
定番+季節のビールをテイスティング。PRの阿部香澄さんに加わっていただき、企業と地域の関係についてもお話しします。
【なぜ、この授業を企画したのか】
今回、授業をコーディネートする運営ディレクターのオオタケユウスケと申します。東京の近くでありながら、自然資源に恵まれた飯能。都会にはない飯能の豊かな資源をお借りして、とくに20代30代の若い世代が楽しめる企画を編んでいく。そんな趣旨で埼玉ハンノウ大学の企画運営に携わっています。
皆さんは「まちづくり」や「地域活性化」と聞いてどんなイメージを思い浮かべますか?商店街や商工会のイベントを思い浮かべる方もいるかもしれませんし、まちづくりNPOが実施するワークショップや、若者が中心に経営するカフェやゲストハウスのような場を思い浮かべる人もいるかもしれません。建物や街区など都市計画を思い浮かべる人もいるでしょう。いわば玉虫色の言葉で、使用者によって意味するところが異なるのが実体ではないでしょうか。
私たちは民間の新しいプレーヤーですから、行政や上の世代の先輩方が取り組んできた「地域活性化」とは角度を変え、「楽しさ」を軸にして「地域内外の人が交流する企画」を担っていければと考えています。大切にしたいのは、「地域」側の目線だけではなく、地域を訪れる「人」ひとりひとりにとっての価値。企画を通して、これからの時代を生きる、新しいライフスタイルのスタンダードを作っていければと思います。
今回、コラボレーションするFAR EASTさんはパートナーとしてぴったりの存在です。「クラフトビール」というコンテンツの持つ人を惹きつける力。そして、こだわりの店舗内装や世界とつながる事業内容は、都市生活者にとってもいい意味での驚きが溢れています。
今回の企画を通して、特に都会に暮らす方々が飯能を訪れ、飯能に通うきっかけを作れれば幸いです。
【タイムテーブル】
※細かい内容は変更の可能性があります
13:30 西武池袋線「飯能駅」南口ロータリー 集合 ⇨貸切バス移動
14:00~15:00 南高麗地区ホップ畑 見学&ホップ摘み体験
15:30~16:45 CARVAAN Brewery & Restaurant ビール工房見学&テイスティング&お話
16:45~17:00 参加者アンケート
17:00 終了 (食事などされる方は残ってオーダーもOKです)
夏の山々、土や緑の匂いを感じれば子ども時代の夏休みに戻ったかのような時間を味わえるかもしれません。この機会に皆さんも飯能に出かけてみませんか?