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授業レポート

北欧のSTEAM教育の理念をベースに、未来のサイエンティストを育てるお手伝いをしたい!という思いからはじまった【ハンノウ大学キッズサイエンスラボ】。

第1回目の記念すべき授業は、飯能市林業センターで木育プロジェクトのひとつとして行なわれました。まずは新しく出来た1階ロビーの「もくもくひろば」で、これから始まる林業センターの木育プロジェクトについてのご紹介。そしてワークショップ中の安全のお約束などなど。

この日集まった子ども達は、木の香のする西川材のデッキに座りながら、うんうん頷きながら熱心に聞いてくれました。

一通りの説明やお願いが終わったあとは、2階の「お教室」へ。ボランティアスタッフの誘導で、各自消毒も済ませコロナ対策もバッチリ。定員70名の大会議室は、未来のサイエンティスト10人の子ども達の「実験室」に変身です。

この日の「先生」は高校や大学でも物理を教えている原田先生。我らがハンノウ大学おやこのキャンパスの「キッズサイエンスラボ」の主任顧問です。

まず最初の実験は「いろいろステンドグラス」。紙コップやセロハンテープが教材ですが、ここで原田先生から木育ならではのお話が始まりました。紙コップが木からできていることは知っていても、セロハンテープも木からできているんです!筆者は知らずに、「そうなんだ!」と感心。皆さん、ご存知でしたか?

続いて2つめの実験は「水中しゃぼん玉」。なんだか見ているだけでは難しそうな感じ…、みんなも最初はちょっと悪戦苦闘でしたが、次から次に水中にきれいなしゃぼん玉が!「すごいすごい!」まわりで見ていた大人たちが夢中になるほど、不思議な水中しゃぼん玉でした。

2つの実験が終わって、みんな“実験成功”で大満足。小さな成功体験ですが、こうした体験が積み重なるのが大切なんだよね〜と内心思いながら、お片づけ。なんと、今日の実験に使った教材はすべてお持ち帰りOK!ということで、みんなも大喜び。おうちで何度も試せるね!

サイエンスの授業のあとは1階ロビーへ移動して、西川材の端材を紙ヤスリで磨いたり、積み木みたいに遊んだり、デッキを走り回ったりしながら、木の香を身体一杯に感じながら楽しみました。

最後は全員そろっての集合写真。原田先生、アシスタントのお兄さん、お姉さん、飯能市林業センターのみなさん、今日はありがとうございました!